2009年に上場した原油ETFは、原油に投資する方法ですが手数料が高いなどの理由からほとんど人気がありませんでした。しかし原油は、為替の資源国通貨に連動した動きをする特徴を持ち、近年注目を集めております。

様々な投資指標を使ったスマートベータ関連株

2015年はスマートベータ関連株が活躍をした年となりました。スマートベータは財務諸表の中の売上高やキャッシュフロー、またROEなどの投資指標を元にして市場平均以上のリターン狙う手法のことです。とくに近年ではROEの投資指標に注目が集まり、外国人投資家はROEの高い企業を中心に株式を購入する状況が生まれています。日本では数年前にROEの指標の高い企業などから、400銘柄を選んで構成した新しい株価指数が誕生してます。この株価指数の構成銘柄には、多くのスマートベータ関連が含まれるようになっています。指数構成のスマートベータ関連株としては、まずITサービス会社が数社含まれています。そのようなITサービス会社ではROEが非常に高い特徴があり、売上げや経常利益の前年比からの伸びも2ケタ以上となっています。その結果、ITサービス株は市場平均を大きく上回る株価の上昇を遂げています。次に指数構成のスマートベータ関連株としては、一部の食品株が挙げられます。一般的に食品株というと低成長のディフェンシブ株を思い浮かべるかもしれませんが、近年の食品株の中には業績において2ケタ成長を続けるところが出てきます。そのため、ここ数年では一部の食品株をスマートベータ関連として扱う動きがあります。2015年の一部の食品株は、年初にくらべると10%から20%の上昇をしているところがあり、市場平均を大きく上回っている状況があります。今後においても海外投資家を中心として、スマートベータ関連株に積極的に投資をする流れは続いていく可能性があると考えます。しかし、スマートベータ関連株は買われ過ぎてしまうと、PERといった指標が高くなりすぎる傾向があるため、その際には水準訂正が起こることもあり得ます。